はじめに
40代後半になって、生活習慣を少しずつ変え始めました。
その中でも、大きく変わったのが自炊です。
「今さら料理ですか?」
そう思われるかもしれません。
実際、私自身も数年前までは、
自分が料理をするようになるとは思っていませんでした。
料理が趣味だから始めたわけではありません。
節約だけが目的でもありません。
自炊を始めた理由…それは、
もっと前から考え続けてきた「人生で何を大切にしたいのか」という価値観につながっています。
今私が一番大切にしているもの
私が人生で一番大切にしているものは、「自由な時間」です。
ゲームを遊ぶ時間。
漫画を読む時間。
アニメを見る時間。
新しい技術を学ぶ時間。
AIと対話しながら考えを整理する時間。
何かを作る時間。
振り返ってみると、
私が心から楽しめるものの多くは、お金だけではなく時間があってこそ成り立っています。
20代の頃に、今でいうブラック企業を経験しました。
そこで強く感じたのは、「お金より時間が欲しい」ということでした。
でも、若い頃は、お金がないことにも悩みました。
だから、その頃は時間よりも収入を優先して働いていました。
しかし、40代後半となった今、状況は変わっています。
収入は増やせたのですが、人生の残り時間が少なくなりました。
今の私にとって、一番欲しいものは自由な時間です。
自由な時間を守るために必要だったもの
とは言え、自由な時間があっても、お金がなければ生活はできません。
だから私は働きます。
でも、どうせ働くのであれば、
自分の時間をできるだけ守れる働き方を選びたいと考えていました。
私にとって、その答えの一つが個人事業主という働き方でした。
もちろん、これは人それぞれです。
会社員という働き方が合う人もいますし、
会社だからこそ得られる安心感や経験もあります。
ただ、私自身は、自分で仕事を選び、自分で責任を持ち、
その結果として収入を増やしていく方が性に合っていました。
収入を増やしたかった理由も、
高級車が欲しかったからでも、贅沢な暮らしがしたかったからでもありません。
自由な時間を守りたかったからです。
安心のために、収入源も育てたい
個人事業主になり、以前より収入が安定してきた今でも、
一つ気になっていることがあります。
それは、「働かなければ収入が止まる」ということです。
病気になったらどうするのか。
ケガをしたらどうするのか。
年齢を重ねたらどうなるのか。
個人事業主だからこそ、そうした不安を意識する機会も少なくありません。
だから最近は、「時間を使って得る収入」だけではなく、
「時間に縛られにくい収入」も少しずつ育てていきたいと考えています。
投資もそうです。
ブログもその一つです。
……とは言え、正直なところ、ブログで生活できるとは思っていません。
将来、自分が働いていない時間にも価値を生み出してくれるものがあれば、
それは生活の安心につながります。
そして、その安心は自由な時間を守ることにもつながっていくと考えています。
健康という土台が必要でした
ここ数年、特にAIの登場によって、IT業界の変化はますます速くなりました。
新しい技術が次々と生まれ、
半年前の常識が、あっという間に古くなることも珍しくありません。
この仕事を続ける以上、勉強は欠かせません。
しかし、勉強を続けるためには健康が必要でした。
ここでいう健康とは、身体だけではありません。
メンタルも同じくらい大切です。
睡眠不足では集中できません。
ストレスがたまれば、新しいことを学ぶ気力も湧きません。
体調を崩せば、仕事だけでなく、休日を楽しむ余裕まで失ってしまいます。
健康とは、働くためだけのものではありません。
学び続けるためにも、
好きなことを楽しみ続けるためにも欠かせない土台なのだと思っています。
そして、自炊という選択にたどり着きました
そんなことを考えているうちに、自炊という選択肢にたどり着きました。
自炊には、栄養バランスを自分で考えられるというメリットがあります。
食費を抑えることもできます。
料理に集中している時間は、意外にも良い気分転換になります。
もちろん、料理には時間がかかります。
だからこそ、誰にでも勧められるものではありません。
私の場合は、テレワークという働き方だったからこそ続けられています。
通勤時間がなくなったことで生まれた時間を、料理や家事に充てられるようになりました。
つまり、自炊は時間を奪うものではなく、
テレワークという環境を活かした生活スタイルの一部なのです。
そして、その考え方は自炊だけではありませんでした。
同じ理由で、ウォーキングも始めました。
不足しがちな運動を補い、身体だけでなく頭のリフレッシュにもつながっています。
通勤時間がなくなったことは自由時間が増えたように考えることもできます。
しかし、失うものもあります。
通勤で生じていた運動時間や外にでることで得られる気分転換。
ただ自由時間にするだけでは、
失ったものが数年後に及ぼす影響は大きいだろうと思いました。
だから私は、得られた時間を
将来の自由な時間を守るための手段として投資することを選びました。
料理もウォーキングも、それ自体が目的ではありません。
これから先も、自分らしく生活し、学び、楽しみ続けるための手段なのです。
おわりに
一見すると、自炊やウォーキングは、ただの日常に見えるかもしれません。
しかし、私の中では、どれも一本の線でつながっています。
自由な時間を大切にしたい。
そのために働き方を考えました。
安心して働き続けるために、お金との向き合い方を考えました。
変化の速い時代を生き抜くために、学び続けることを選びました。
そして、その土台となる健康を守る方法として、
自炊やウォーキングという習慣にたどり着きました。
人生は、大きな決断だけで変わるものではありません。
今日作る一食も。
今日歩く数千歩も。
そんな小さな積み重ねが、
数年後の自分を少しずつ形作っていくのだと思います。
自炊やウォーキングは、今日のためだけのものではありません。
数年後も健康で、
数十年後も好きなことを楽しめる自分でいるための、小さな積み重ねです。
だから私は今日も、料理をします。
これから先も、自由な時間を大切にするために。
